転職したいと思っても、期間やプロセスが分からず、何をどこから始めていいか迷いませんか?転職初心者の方は特にそうだと思います。
「何となく」始めて、流されるまま活動していると転職は失敗します。
スケジュールを作成するメリットは目的意識が明確になり、スムーズに転職活動を進める事ができるので、結果的に転職失敗のリスクが低くなることです。
私もスケジュールを作成して計画的に進め、2社から内定を頂いて無事に転職出来ました。働きながらだったのでスケジュールがなければ結構苦戦したと思います。
この記事では転職に向けた『スケジュールの作成方法』と「各プロセス(ステップ)で何をすべきか」を解説し、転職活動が始められるようになります。
逆算思考がスケジュール作成の近道
「最初に目標達成から今に向けてスケジュールを立てる」これが逆算思考です。
・目標(転職)到達に必要な事を前もって考えられる。
「今現在」を基準にするのではなく、「将来や未来」を考えてからスケジュールを作成すると効率よく目標達成の近道になります。
(事前知識)期間と時期について
転職活動の期間
転職活動開始から入社までの平均期間は約3ヶ月です。在職していた会社の業務引継ぎもあるので、内定までが2か月程度を目指します。思っていたより短いですか?
あまり長引くと精神的に疲労するので、短期決戦がおすすめです。ざっくりイメージはこんな感じです。
採用ニーズが高まる時期
3月~4月と9月~10月です。
年度変わりと下半期開始は退職者や異動に伴う後任補充、新規プロジェクトの開始などが要因でニーズが高まります。
しかし「求人が増える=選択肢増」ですが、同時にライバルも増えます。一概にこの時期を目指す必要はありませんが、参考までに覚えておくといいかもです。
転職サイトや転職エージェントを使うと、採用ニーズが肌で感じられ、より効率よく進められるので、なるべく登録しておくのがおすすめです。
スケジュール作成のコツ
スケジュール作成のコツは逆算です。「転職予定日」→「退社・入社準備期間」→「応募期間」→「面接期間」→「情報収集・検討期間」の順です。
各プロセスはきっちり分けられるのではなく、少し重複し、同時に作業する期間が発生します。
スケジュール作成手順
ステップ1 転職予定日の決定
まずはゴールの設定です。最低でも3ヶ月先の設定にしておきましょう。
いつに設定しても構いませんが、在職している会社の繁忙期や引継ぎ期間なども考慮しておくと、円満退社し易いかと思います。
ステップ2 退社・入社準備期間(4週間)
一般的には退社1か月前に上司に伝えますが、就業規則を必ず確認しましょう。また自分の後任への引継ぎ期間でもあります。
1ヶ月程度をみておくのが妥当でしょう。もし可能であればここで有給の消化もありですし、タイミングが合えばボーナス貰いましょう。過去の対価なので問題なしです。
ステップ3 面接期間(5週間)
在社中の転職活動をしている方にとっては一番スケジュールがしんどい時期です。
面接は事前に対策が必要です。可能であれば面接がありそうな日程のタイミングで休暇を取得してもいいと思います。
スケジュール調整と在職の仕事も並行しながら、面接対策なども準備しなければならないので正念場といえます。
ステップ4 応募期間(5週間)
応募してから選考を受け、内定が出るまで1ヵ月前後かかると言われています。
効率を考えると「1社ずつ」ではなく「複数の企業」に応募しましょう。複数を比較検討できるので、自分の希望もはっきりしてきます。
ステップ5 情報収集・準備期間(3週間)
転職の方向性を決めます。
自身のスキルや経験から「キャリアのストロングポイント」を知る自己分析の期間です。
また「転職の目的」は何か。キャリアアップや年収アップ、他業種へのチャレンジなど、転職活動において「軸」となるものを見付けておきましょう。
転職にはスケジュールが必須
逆算スケジュールで悔いのない転職活動をして内定を勝ち取って下さい。
②退社・入社期間の決定
③面接期間の決定
④応募期間の決定
⑤情報収集・準備期間の決定
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