1年未満の第二新卒は厳しい?採用される為のポイントを解説

働き方
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私は以前、採用担当を少しやっていたのですが、割と退職者が重なった年、新卒以外でも中途採用、特に第二新卒の方を中心に募集しました。

実際に面接などした経験から、1年未満の第二新卒の方の特徴と実際に採用される人はどんな人なのか、また逆に採用されない人の特徴と理由も含めて解説します。

しっかりポイントを押さえていれば、1年未満の第二新卒のあなたもきっと転職できます。

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かなりの期待値を感じさせないと不採用になる

パワハラセクハラ、長時間労働、倒産などは自分ではどうしようもないので除きますが、スキルも経験もない状況で簡単に転職できると思っていたら苦戦します。

2,3年の第二新卒よりも若干条件が悪いと思って下さい。この辺と比較されるとやはり不利です。

かといって新卒と同じ感じでも厳しい。企業は少し待てば次年度に向け、多くの新卒者から 選ぶ事が出来るので「新卒よりも良いんですよ!」のアピールが必要になります。

<比較される相手>
・一括での大量採用の新卒
・スキルと経験値が上の第二新卒者

中々手強いですよね。1年未満の第二新卒者は割と中途半端な存在です。しかし、それでも採用される人はいます。不採用となる人との差は何か。ポイントを紹介します。

不利になる要因(企業側からの視点)

前職での実務経験がほぼゼロ

入社すれば当然、新人研修がありますが、数か月での退職となると研修後の実務期間は短く、「経験」としてアピール材料にするのはかなり弱い。

企業もそこは期待してませんので、盛り過ぎのアピールは不要です。逆に深く突っ込まれると困るのはあなたです。

短期間で退職の懸念

企業からすると採用は人材に対する投資です。あなたの給料は勿論ですが、教育に携わった人たちの人件費も含まれます。

短期間で辞められてしまっては労力とコストが見合わないと思われる可能性があるんです。

採用すれば売り上げに貢献できる人材になりうるか。そこに企業は投資すると考えて下さい。

不採用になる人の特徴

転職の理由が不明確

仕事が合ってなかったから環境変えて仕事したい。では駄目です。「曖昧な理由⇒適当な性格⇒仕事も適当」という印象になります。

転職は目的ありきです。それは働き方だったりスキルだったり、将来のビジョンに対して「だから自分は〇〇だ」がないとアピールになりません。

退職理由を上司や先輩、同僚のせいにする

ブラック企業ややハラスメントはの場合は除外しますよ。

・上司や同僚が自分を上手く使えない。
・やりたい仕事をさせてもらえなかった。

自己評価が高い人にありがちです。本当かもしれませんが、これを言っても評価的にマイナスしかない。

自分を客観視して反省点や改善点を考え、次に活かす人が欲しいんですよ。周りにいませんか?批判否定しかせず何も案を出さない人。

そういう人って周りの評価低いですよね。面接も同じです。

会社の規模を理由にする

安定した高収入且つブランドイメージが好きなんでしょうか。分からなくはないんですが…。
大企業は新卒でも中途でも大人気で優秀な人材が殺到します。正直、職歴の短い第二新卒はかなり不利です。

視野を広くして考えましょう。規模が小さくても技術が高かったり、アイデアが面白いなど魅力的な会社はいくらでもありますよ。

内定を勝ち取る人の特徴

一通り不利な点と理由が分かったところで、それでも企業が採用したいと思う人はどんな人か。

内定を勝ち取るポイントを説明します。少しハードル高いかもしれませんが、不利を覆すために必要です。

キャリアプランが明確

将来の自分がイメージ出来ている。そしてそれを伝わるように説明できると企業からとても好感を持たれます。

あなたのキャリアプランと企業が望む人材が一致していれば…。想像するのは簡単ですよね。「入社後の活躍が期待出来る人」です。

・あなたは将来どんなキャリアを考えてますか?
・あなたはどんなスキルを持ってますか?(あればですが…)
・あなたに足りないスキルは何ですか?
・あなたが目標とするキャリアプランの為にすべき事は?

出来るだけ具体的に考えて下さい。そうする事で自身の目標も形が見えてきます。
そうすると面接でも「ブレない」でどんな質問にも対応できますよ。

企業とその業界に対する興味の深堀りがある

面接を受ける企業がどういった会社なのか調べるのは当然ですよね。業界についても動向やニュースを知っていると採用の可能性は高まります。

・業界を含めた自社への興味は入社に積極的な印象を与えます。
・長く在籍してくれそうな期待を感じさせる。

面接に向けた情報収集のポイント

・その会社のメインとなっている(利益を上げている)ものは?
・他社との差別化は?
・業界でのポジションは?
・理念とそれに対する取り組み方は?

入社後の周囲へ影響は?

企業は実務経験やスキルを判断要素にしますが、それだけではありません。「共に働ける人物かどうか」も重視されます。

当たり前ですが1人で仕事するわけではないので、「一緒に働きたい人」かどうかも重要です。

・失敗や非を認めつつ、更にステップアップしようとする人
・積極的に仕事を学ぶ姿勢
・コミュニケーションを取りチームを活性化させてくれそう

周囲にいい影響をもたらしながら、自分も成長していく事を予感させる人物は採用されやすい。

 

不利を跳ね返して転職するには

少し長くなってしまったので、ポイントをまとめます。

・1年未満の第二新卒者は新卒や経験のある第二新卒に比べると不利
・なぜなら「経験とスキルのなさ」「短期で退職されるリスク」があるから
・不採用になりがちの理由は「転職の不明確さ」「他責を要因」「会社の規模」
・採用されやすい人は「キャリアプランの構築」「興味の深堀」「周囲への影響期待」

自分次第ではありますが、自分しか解決できません。
本気で成長したいと思っている限り、少しずつでも人は成長していきます。
あなたの本気を理解してくれる企業はきっとあるはず。

不安だったり時短したいならサポートを使うのも手です。参考にして下さい。
不利な状況を吹き飛ばして内定してやりましょう!

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